SKDとは
 
 
◆松竹歌劇団(しょうちくかげきだん)
 
 SKDは松竹歌劇団の略称で、S→松竹、K→歌劇、D→団とローマ字表記した時の頭文字から取られています。
宝塚歌劇団・OSK日本歌劇団(元・大阪松竹歌劇団)と共に、日本の三大少女歌劇と言われていました。
または、「西の宝塚・東の松竹」
 
 
SKD_REVUE〜新生SKD 出版物等 
 
 
◆SKDのあゆみ (松竹歌劇団創立60周年写真集より
 
 
昭和 3 (1928)  10月 12日  東京松竹楽劇部 発足
昭和 7 (1932)  10月    松竹少女歌劇部 (S・S・K) 改称
昭和 8 (1933)  7月 28日  松竹少女歌劇団 改称
昭和 20 (1945)  10月    松竹歌劇団 (SKD) 改称・新発足
平成 2 (1990) 2月   2年間の活動休止
 平成 4 (1992) 3月 10日   活動再開
平成 8 (1996) 6月 30日  松竹歌劇団 (SKD) 解散
平成 8 (1996) 8月     最終公演
 
 
◆解散までの軌跡
 
 SKDは1990年2月【東京踊り きのう・今日・明日】(新宿厚生年金会館 大ホール)公演にて62年に及ぶレビューの歴史に幕を下ろし、本格的なミュージカル劇団への再編(団員のレッスン期間)の為に2年間の休止をしています。
新生SKDとして1992年3月10日【賢い女の愚かな選択】(サンシャイン劇場)で活動を再開、その後もミュージカル公演PROFILE)を行っていましたが、1996年6月14日に突然の解散会見があり、6月30日に解散してしまいました。この時、松竹での解散公演はありませんでした。

解散後の1996年8月【FROM SKD FABULOVS 16 ― 翔び立つ伝説的な女たち ―】(銀座博品館劇場)は自主公演で、SKD最後のメンバーは、甲斐京子さん・西紀佐江子さん・紅エミさん・立花梨恵さん・美月麗子さん・小牧らんさん・那智ゆかりさん・かんな梨央さん・本州里衣さん・瑞穂かおるさん・由衣春菜さん・麻希光さん・有沙美希さん・千里あかりさん・榛名珠利さん・花吹愛さんの16名です。 (紅エミさんは他の舞台に出演中で最終公演には参加されていませんでしたが、千秋楽には音声でのご挨拶が流れたように記憶しております。)
 
 
◆元団員の方々
 
 OGには、男装の麗人として一世を風靡したターキーこと水の江滝子さん、リンゴの唄の並木路子さん 、神田正輝さんの母親の旭輝子さん、女優の草笛光子さん、サザエさんの声の加藤みどりさん、寅さんのさくら役の倍賞千恵子さんと女優の倍賞美津子さん姉妹、他にも有名な方々、様々なジャンルでご活躍中の方々が数多くいらっしゃいます。
 
 
◆団歌
 
 『桜咲く国』が有名ですが、正式な団歌は『あこがれの星座』だそうです。
 
 
 当HPの著作物・画像の保存や複製、転載等はご遠慮下さいませ。
 
 
 PROFILE